三江線を廃止前に乗り納め!宇都井駅は確かに天空の駅だった




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浜原駅→口羽駅(JR西日本|三江線・鉄道公団線)

浜原駅を出ると鉄道公団が建設した路線に入ります。
三江線は江津駅を起点とした三江北線と三次駅を起点とした三江南線と
独立していましたが鉄道公団が両線を接続して全線開通した経緯があります。

浜原駅から三江南線の終点駅である口羽駅までは高規格路線となっており、
最高速度が85km/hまで跳ね上がります。
線形もよくトンネル区間も長いため最高速度85km/hでの運転です。

 

ここまでのノロノロ運転が何だったのかというほどの爆走を見せます。
地下鉄は最高速度が75km/hとなることが多いので、
それより10km/h程度高い速度です。
そう考えると地下鉄は高速運転と言えるかもしれません。

一応、おことわりしておくと85km/hは全体から見たら高規格ではないです。
東海道本線に並行して建設された垂井線は最高速度85km/hの低規格路線となっています。
三江線のなかでは高規格路線というだけです。

先ほど三江線には1文字の駅が2つあると紹介しました。
もうひとつが潮駅です。
こちらは鉄道公団が建設した新線区間にあります。

浜原駅を出て5駅先に三江線で最も有名な駅である宇都井駅があります。
宇都井駅は両端がトンネルに挟まれている駅です。

北越急行のほくほく大島駅みたいな構造となっています。
宇都井駅は「天空の駅」と呼ばれており、特徴はなんと言ってもホームの高さ。
地上20mの位置にあるのです。

列車から外を下を見てみるとこの高さ。
確かに「天空の駅」という感じがしますよね。

DSC03697

ちなみにほくほく大島駅はこのような感じです。
比較対象としては物足りないかなと思います。

餘部橋梁から見るとこんな感じです。

餘部橋梁は宇都井駅より20m高い40mもあります。
さすがにこちらには叶いませんが、なかなかの迫力です。

 

宇都井駅は観光名所と化していることもあって、
訪問している人が多くいました。
下車する人も多かったように思えます。

 

2時間後には三次行きが来ますし、30分後には浜原行きが来ます。
夏場なら下車して観光する余裕はあるでしょう。
三江線に次の夏は来ないのでこれがラストチャンスです。
さすがに冬場に下車するのは厳しそうなので。


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宇都井駅の隣が伊賀和志駅です。
関西本線にありそうな駅名ですが「いが」ではなく「いか」。
このあたりは伊賀和志という地名のようです。
伊賀和志駅を出ると三江南線の終点である口羽駅に到着します。

口羽駅→三次駅(JR西日本|三江線・三江南線)

口羽駅に到着すると反対列車待ちのため16分停車します。
ここまで来てはじめての交換です。
ほとんどの人がホームに降りて写真撮影をしていました。

 

三江線が廃止されたあと、
口羽駅から宇津井駅までは鉄道公園として整備する計画があるようです。
JR西日本も廃止後は資産を無償譲渡するみたいな話なので、
おそらく実現するでしょう。

キハ28形をどこかから持ってきて展示するらしいです。
どんな形で実現するか見ものかなと思います。

せっかくなので口羽駅構内を観察してみます。
三次方面の出発信号はカバー付きでした。
JR北海道をはじめ積雪の多い地域ではよく見かけるタイプです。

 

ここから三次駅まで三江南線として建設された区間になります。
最高速度は旧三江北線と同じく65km/hです。
そのため速度切換が必要とのこと。

反対側の江津方面の出発信号です。
こちらはカバーはありませんが、特徴的なフードとなっています。
この形状の信号機を見たのははじめてですね。

反対列車の浜原行きが到着するとこちらも出発です。
あちらは1両ですが立ち客が出るほどの乗車率。
廃止間際の葬式乗車だと思いますが、平日でこれだけの混雑とは…
こちらの方が後に出るため交換の様子を撮影できました。

 

口羽駅まで運転士の交代はなく三次駅まで通し常務のようです。
三江線は反対列車の交換がほぼないので休憩なしのぶっ通し常務。
口羽駅でようやくまとまった休憩時間となります。

 

鉄道運転士は2時間で交代というのが慣わしかなと思いますが、
そのあたりはどうなっているのか疑問なところ。

函館本線山線の長万部駅→小樽駅も遠し常務でしたからね。

再びノロノロ運転が再開されます。
夏場とはいっても18時を過ぎるとあたりは暗くなってきます。
車窓も見えなくなってきました。
ただひたすら乗りつぶしをするだけです。

 

信木駅を出ると無電波地帯に入ります。
ここから尾関山駅までauの電波がまったく入りませんでした。
駅周辺は民家らしき物はあったのですが。

 

三江線は基本各駅停車ですが長谷駅は普通列車も通過します。
三次方面行きは9時台に最終列車が出てしまうため、
この列車も通過です。
特に案内放送もなく存在しない駅のような扱いでした。

 

三次駅の1つ手前である尾関山駅で地元民と思われる人が下車していきました。
この人は江津駅からずっと乗車していた人です。
三江線で江津駅まで通っているとは考えにくいので謎でした。
「乗って残そう三江線」みたいな人でしょうか?

3時間44分で終点の三次駅に到着です。
ここまでの通し常務、お疲れ様でした。
運賃表も見られなくなるので撮影。
都野津駅からと江津駅からの差額が330円もあることに驚きです。

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