福井・えちぜん鉄道相互直通区間の低床車ホームを観察する




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本来であれば田原町から福大前西福井まで歩く予定でした。
しかし、歩いて行ける時間がなさそうだったので
急行鷲塚針原行きに乗り込むことにしました。
そしたらえちぜん鉄道の三国港行きが先に出るとのこと。
普通列車を先行させる急行列車…


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えちぜん鉄道のホームで三国港行きを待ちます。
停止行き表示にLRVがあることに気づきました。
こちらのホームは低床車対応ではありません。

 

えちぜん鉄道は相互直通運転ように低床車キーボを
投入しています。
正式な形式かわかりませんがL形というようです。
形成のAE形みたいなものでしょうか。

 

車両は福井鉄道に委託せず自社でメンテナンスなど
行っているようです。
そのため入出庫は福井口から行われており、
この表示は回送車両のためにあるのでしょう。

見所は低床車ホーム

先行する普通列車に乗って日華化学前まで向かいます。
今回の見所とも言うべきところはホームです。
えちぜん鉄道は高床車で福井鉄道はからは低床車が乗り入れてきます。
同じホームから発着はできないのでそれぞれホームが設けられているわけです。

 

これと同じ事例は過去に名鉄の各務原線で行われていました。
美濃町線系統の列車は田神線経由で各務原線へ
直通運転をしていたのでそれぞれホームがありました。
このような直通運転は現在他に事例はないでしょう。
再来と言えるかもしれません。

 

2009年に阪神電鉄と近畿日本鉄道の車両規格を
揃えない相互直通運転が開始されて話題となったのが
記憶にあたらしいです。
こちらはキーボを用意したので車両規格は揃えています。

福大前西福井→日華化学前駅

福大前西福井 低床車ホーム

福大前西福井の低床車のホームは三国港側に設置されています。
過去の前面展望動画を見ると高床車用のホームの高さとなっていました。
よって高さを下げて少し延長する工事が実施されたようです。

日華化学前 低床車ホーム

日華化学前駅で下車しました。
こちらも福大前西福井駅と同じく三国港側に低床車ホームが
追加設置されています。

 

もともとここにはスロープがあったようですが、
それを潰してホームにしているようです。

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低床車ホームを高床車が通過するとこうなります。
なんか危なっかしい…とは思いましたが

福井鉄道では高床車が路面上に乗り入れてきますからね。

京津線の事例もあります。
よくよく考えればいろいろありそうな気がしました。

 

日華化学前 低床車ホーム

すぐに急行鷲塚針原行きが来ます。
急行鷲塚針原行きを見送って先を急ぎます。

日華化学前駅→八ツ島駅

日華化学前から新田塚まで歩きます。
架線設備をじっくり見るなら徒歩が一番です。
日華化学前~新田塚は直線で線路沿いの道もあります。
時間は確保したので新田塚まで某私鉄保線員氏と
ともに観察しながら進みます。

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えちぜん鉄道ではき電線を2本設置しています。
通常2本設置する場合は複線の場合です。
単線で2本は珍しいかもしれません。


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えちぜん鉄道は直流600Vです。
1500Vよりも低いので送電できる距離も短くなります。
しかし、き電線を増やせば送電距離も伸びます。
それが狙いのような気がしますね。

 

き電分線も見たこと無いような形状です。
中小私鉄なりの工夫なのかもしれません。。

架線 流れ止め

これは流れ止めというそうです。

Y型直接吊架みたな形状をしています。
ただし、関係はありません。
架線は金属ですから気温などの影響で伸縮します。
伸縮した場合は末端に付いている張力調整装置(テンションバランサー)で
調整をするのですが、過度に引きすぎると片方に寄ってしまいます。

 

この状態を「流れ」というそうです。

 

「流れ」を起こさないために架線柱を使って
固定させています。
他は木製でしたがここはコンクリートです。
さらに架線柱をワイヤーでしっかり固定しているのがわかります。
なるほど。

 

私一人では気づきませんでした。
さすがは現役保線員、目の付け所が違います。

 

八ツ島駅まできました。

八ツ島駅 低床車ホーム

八ツ島駅 低床車ホーム

八ツ島駅も日華化学前駅と同じ構造です。
しかし、過去の前面展望動画を見るとスロープは福井側でした。
スロープを潰して高床車のホームを設置。
その後、高床車のホームを潰して低所車ホームに
したという流れのようです。

 

八ツ島駅はホーム両端が階段です。
バリアフリー非対応の駅となるかと思います。
高床車と低床車のホームはスロープで接続。
なぜここだけスロープなのか?

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八ツ島駅のすぐ横にある踏切は珍しい階段です。
申し訳程度にスロープがついています。
どう見ても自転車用ですね。

 

えちぜん鉄道の公式サイトにある設備情報を見ると
日華化学前と八ツ島はスロープに○がついていますが
八ツ島はスロープありといえるのでしょか?

八ツ島駅→新田塚駅

八ツ島からもう一駅先の新田塚まで行きます。

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途中で福井行きが行きました。
福大前西福井駅で交換が行われるので
三国港行きは接近してきているようです。
といっても新田塚駅はもう見えています。

新田塚駅 低床車ホーム

新田塚駅にはFUKURAMF1002の姿ありました。
鷲塚針原では40分ほど停車します。
ですから、折り返し運用は定刻通りです。

新田塚駅 低床車ホーム

新田塚の駅は交換駅です。
そのため低床車ホームを延長して設置することができません。
ということで島式ホームの反対側に
低床車ホームを設置しました。
この相互直通運転は知恵の結集かもしれません。

 

鷲塚針原駅は↓

→2016年03月27日の全行程はこちらへ



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