東海道・山陽本線の架線を観察しながら進む


山科駅 架線 シンプルカテナリー


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山科駅を出発します。
ここからさらに西に向かって進んでいきます。
行き先は姫路なのでいつもどおりえきそばを食べに行きますよ。


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山科駅 架線 シンプルカテナリー
いつもどおり架線を見てみます。
ここは山科駅の内線です。
上下線は跨線橋と地下通路の両方で連絡しています。
ということで跨線橋部分は懸垂碍子によって吊架されています。

 

 

通常のシンプルカテナリーであれば吊架線にハンガーを引っ掛けて
吊り下げる方式です。
シンプルカテナリーの吊架線は基本的に電気を流す目的はありませんが、
素材は鋼でできている場合が多いため電気は流れます。
ですから跨線橋などの前後には碍子を挟んで絶縁し、
さらに跨線橋の吊架部分も碍子で絶縁します。
コネクターで吊架線と電車線(トロリー線)を繋いで電気を戻します。
あまり知られていない部分ですが感電対策はしっかり行われています。

 

 

交流区間では在来線で交流20000Vとなっています。
大電圧の電気が流れているため絶縁距離が必要になります。
測ったことはありませんが電車線から跨線橋までの空間が
直流より広いようです。

 

 

大阪駅 き電吊架線
大阪駅です。
おそらくリニューアル時にき電吊架の架線に取り替えられているようです。
き電線と吊架線が一体になった分スッキリした見栄えになっています。
といっても大阪駅の配線がごちゃごちゃしているので前後はそうでもないようです。

 

 

DSC03945
六甲道駅付近の高架だったと思います。
大阪を過ぎるとところどころでコンパウンドカテナリーが登場します。
コンパウンドカテナリーは吊架線が2本あるスタイルです。
ここの面白いところはき電吊架のコンパウンドというところでしょう。
しっかり観察していないのでわかりませんが明らかに吊架線が太いです。


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通常であれば吊架線と電車線の太さは同じくらいですが、
これは同じ太さとはいえないでしょう。
き電線の可能性が高いです。
今度確認してみますが、もし吊架線からき電分線が伸びていたら
き電吊架コンパウンドカテナリーということになります。

 

 

加古川 き電吊架線
これは加古川駅付近の高架区間です。
ここはき電吊架式の架線になっています。
き電吊架は電線数を減らすことができるので部品点数を減らすこともでき
景観も良くなります。
見ての通りスッキリしていますね。

 

 

架線は電車に電気を供給する電車線やそれを支持する吊架線、
電気を供給するき電線とありますがその他にも地上設備の踏切や
信号機等を動かす電気も並行して張られています。
高架線はこれらの電線を線路脇の側溝に収めることができます。
よってさらにスッキリした感じになります。

 

 

よく観察してみると直線区間でも架線が左右にジグザグしているのが
分かるかと思います。

JR西日本 エアセクション
こちらは栗東駅手前辺りですがここはジグザグがはっきり分かります。
電車というのは架線からパンタグラフを通じて電気を取り込みます。
曲線なら良いですが直線ではまっすぐ吊架するとパンタグラフと
架線の接点が集中してしまうのでわざとジグザグにして摩耗を
分散させる意味があるようです。

 

 

→2014年09月08日の全行程はこちらへ



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